そのストレッチ、しない方が良い?
皆さんはトレーニング前にストレッチをしますか??
ストレッチの投稿を見ている方は、
どんなストレッチをしたら良いのか、
なんとなくわかっている方もいるのではないでしょうか?
覚えてないよ!
見てもわからなかったよ!
詳しく知りたいよ!
という方向けに、今回は少し掘り下げていきます。
皆さんは、動く前にどんなストレッチをしていますか?
何もしていないという方はやりましょう🥹
学生時代に部活動の経験がある方は、
スポーツやトレーニング前に座って動かずに伸ばすストレッチ、
いわゆるスタティックストレッチ(静的ストレッチ)を
行うというパターンが多いのではないでしょうか!?
ですが、それだとその後のパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。
スタティックストレッチは、
可動域を広げるという意味で行うのは良いことなのですが、
筋肉が緩んでしまうなど、筋肉の出力を下げる原因となってしまうこともあります。
緩みすぎて大きな力を出せないというとわかりやすいでしょうか。
その為、スポーツやトレーニング前、
中でも特に陸上競技とスプリント種目や、
高重量での筋力トレーニング等の、
最大筋力を発揮するような運動の前には行わない方が良いとされています。
では、ストレッチを全くしないのか?
というわけではありません。
スポーツ、トレーニング前にはスタティックストレッチではなく、
ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)を行います。
この後行うであろうスポーツや動き、
使われる筋肉、その動かし方に特化した
ダイナミックストレッチを行うことで、
ケガの防止や、パフォーマンスUPに繋げます。
例えば、陸上競技のスプリントを行う前には
レッグスイング
バットキック
ランジ
などなど、
筋トレでは、、、
ベンチプレスを行う前ならば、
肩甲骨周りの筋肉を動かしてあげるようなダイナミックストレッチをすることで、
動作中のフォームの安定や、ケガ防止に繋げられます。
ちなみに、
筋肉の出力の低下は、かなり長い時間伸ばした場合に起こるもので、
実は10秒程度のスタティックストレッチは問題はないようです。
短い時間のスタティックストレッチをダイナミックストレッチ前に入れ、
組み合わせるやり方など色々あります。諸説ありますが、
30秒以上だと筋出力低下が見られるという報告もあるので、
それより短ければ行っても問題はないと言えます。
が、そこまで気にしてやりたくない、、、
というかそこまで考えてやれない、もう少し気軽に、、、
という方は無理してスタティックストレッチを行わず、
ダイナミックストレッチを選択しましょう。
何もしないで動いてしまうのは❌です。